モデルケースで道標をつくる

【N-RICOS(エヌリコス)】では、これからマンション投資を始める方のために、和不動産でマンション投資を実施しているオーナー様の個人情報をふせた状態で、モデルケースとして活用しています。これにより、再現性の高い提案が可能になりました。

マンション投資をこれから始める人にとって、【どのようにゴールを目指せばよいか?】は重要な課題です。これは、マンション投資だけでなく、これからスタートするものすべてに言えることかもしれません。それでは、「なぜ?モデルケースが重要なのか?」について、カーナビを「使っている人」と「使っていない人」に例えて説明したいと思います。

上の図のように目的地に向かって同時にスタートする「Aさん」と「Bさん」がいたとします。左側の「Aさん」は自力で行ったことのない目的地を目指します。一方「Bさん」は、地図やカーナビを準備して行ったことのない目的地を目指しスタートしました。

最初は同じスタート地点からの出発でしたが、数年後「Aさん」は行ったことのない目的地に行くために道を間違えることや迷うこともあるでしょう。その結果、目的地にたどり着かないこともあるのです。たどり着いたとしても、それまで道に迷って、同じ道を行ったり来たり、引き返したり、多くの時間をかけて悩んだあげく、間違った方向に進んでしまうこともあるでしょう。長期間にわたって進んでいたら、過去に同じような問題が発生したことがあったにもかかわらず、どう対処したか覚えていないこともあったりして、同じ間違いをしてしまうこともあるでしょう。また、自分一人で進んでいる為、自分が選んだ道が正しかったのか判断することもできず、もっと良い道があったかもしれませんが、それを比較、検討することも難しいでしょう。自分の知識や経験しか頼りにならず、そのルートが最適であったと判断することは困難でしょう。一方で「Bさん」は、地図やカーナビを駆使し、そのアドバイス通りに進むことで目的地に確実に近づくことができ、最終的には目的地にたどり着くことができました。

これが、「アドバイス」の差です。これは、マンション投資に置き換えても同じことが言えます。自己流でやったAさんは、道に迷い失敗に終わりこともあります。むしろ、目的地へのたどり着き方がわからなければ、目的を達成すること自体が難しいでしょう。一方、「Bさん」は初心者ながらアドバイスによって、目的を達成することができました。これが、アドバイスがある人とない人の差です。目的地は人それぞれ違っても、選択肢となる道路の種類は限られています。真っすぐな道や、上り坂や、急カーブ、危険な近道や高速道路等、色々な道の種類がありますが、アドバイスがあれば、それぞれの道のメリットやリスクを知ることができ、自分にとって最適な経路を選んで進むことができるのです。

アドバイスは何でも良いのか?

それでは、「アドバイスを受けられればそれで良いのか?」という疑問もあるでしょうが、もちろんアドバイスはなんでも良いというわけではありません。

カーナビを頼りにした「Bさん」ですが、もう一人アドバイスを受けてスタートした「Cさん」がいたとします。「Cさん」が頼りにしたのは、道に詳しいという知人でした。このケースの場合、知人のレベルによって目的地に着くか着かないかは、分かれるところです。もしかしたら、知っているふりということもあり得ます。そして、知人は「あなたのマンション投資」をボランティアであり、無料でアドバイスしているわけですから、途中で降りてしまうかもしれませんので注意が必要です。そうなると自力でたどり着く以外に方法はないのです。

この例えのなかの「Aさん」「Bさん」「Cさん」の違いを比較するとこうなります。

「Aさん」が取った方法は、完全に自己流です。自分が対処できるかできないかが、目標達成の大きなポイントになります。

「Bさん」が取った方法は、事実や事例の確認です。「地図」を利用し目的地にたどり着きました。マンション投資においては、この「地図」が事実や事例に変わることで、同様のことができるようになると考えています。

「Cさん」が取った方法は、アドバイザーの活用です。この方法は、アドバイザーの知識や力量次第といったところです。そして、アドバイスを受けるにあたり何かしらの報酬を与え、付き添ってもらう必要があります。そうしなければ、アドバイザーは途中で降りてしまう可能性もあるのです。

この3つの方法のなかで、一番確実なのは「Bさん」ではないでしょうか?もちろん、「Cさん」のアドバイザーは、裏道を知っていたり、裏技を知っている可能性もありますが、確実に目標を達成するには事実や事例を参考にできれば、これほど心強いことはないでしょう。

「事例」として活用できるモデルケース

和不動産では、この事例を「今現在、和不動産でお付き合いしているオーナー様の個人情報を完全にふせること」で、「モデルケース」としてコンサルティング時にアドバイスしています。

段階に応じたモデルケースを提案することで、今後のマンション投資の参考としてご利用いただいております。一般的にアドバイスは、コンサルティングする担当者の価値観に左右されることも多く、客観的なアドバイスになっていないことも多々ありますが、事例であれば客観性は担保されるのです。N-RICOSには数多くのオーナー様のモデルケースが登録されています。そのモデルケースを参考とし、オーナー様それぞれの資金等の状況や物件の規模等に応じて、参考となる事例を真似して運用していけば良いのです。物件購入時のローンの借入額はいくらだったか、その後の繰り上げ返済によってどれくらいキャッシュフローが改善し、収支がよくなっているのか等も確認することが可能です。自分の年収に対しどれほどの節税の効果があるか、年間の収入はいくらになるか、また、どのタイミングで物件をさらに購入できるか、売却すると良いか等、机上での計算ではなく、前例があるのでそれを参考に行っていけば同じような結果が得られるのです。

多くのオーナー様の事例をデータベースで保存していることは、「N-RICOS」の大きなメリットの1つになります。私たち和不動産の今後のミッションとして、より多くの成功事例をオーナー様と共有し、今後お付き合いいただく新しいオーナー様に「モデルケース」という事例を提供し、より精度の高いコンサルティングを目指すことです。